耳鳴り・突発性難聴(反応点治療研究会症例集)

内耳や中耳の障害が突発性難聴やめまい、耳鳴り、繰り返しての発症に関わります :このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が突発性難聴、耳鳴りについて、東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ステロイドの治療中ですが・・・、鍼治療を受けていいですか。

 30代半ばの男性は、難聴と耳鳴りを訴えて来院した。発症して1 週間を迎えようとしており、ステロイドの点滴のために休暇を取り通院しているとのことだった。
「このまま難聴が続くならば大変なことになる」と悲壮感を漂わせていた。突発性難聴はなかなか治らない人がいると知らされているだけに患者さんの精神的負担は大きいように感じた。

初回の診察は、顔面部を詳細にチェックした。内耳・中耳・鼻・咽・口腔などの耳鼻咽喉科領域の反応点は顕著に見られた。幸いなことに、肝臓・膀胱反応点など他の内臓器官は大きな問題はなかった。
反応点を回復させ、週に3回ほどの通院の提案をすると「何とか仕事との調整をして通います」と、早く治したいとの意欲的な言葉を聞けた。そこで、自宅でのローラー鍼の自己ケアも指導した。

3回目の来院の時、落ち込んでおられた。本人の予測と違って症状が思わしくないのだろう。また反応点にも大きな変化は見られなかった。

4回目の治療では、自覚症状として耳鳴りを強く訴えていたが会話はスムーズになっている。声に力を込めなくても会話は成立った。他覚症状として聴力の回復の兆しを感じることができた。「症状に変化が見られることは疾病が固定化されていないことだから、良いことだ」と伝えた。

5回目の来院時には、笑顔が見られた。聴力検査で正常に戻ったと告げられた。しかし、まだ耳鳴りが気になるとのこと。反応点の範囲も小さくなっていたことから、通院頻度を週1 回に減らすことにした。

現在 彼は2 週に1 回程度の通院をしているが、好きな運動も再開したらしく腰が痛い・肩が凝ると訴えるが、難聴や耳鳴は訴えなくなった。

彼は重症な難聴ではなかったように思う。他の患者さんより比較的会話がスムーズにできた。また、発症後間もなく来院したことなど状況は良かった。回復過程の反応点の変化も予測した範囲であり、完全に回復したと言っても良いのだろう。
 突発性難聴の患者さんには二つのタイプがあるように思う。なかなか回復がみられない患者さんもいる。自己ケアの頻度、仕事やストレスなど生活諸々の状況が厳しい方もおられるが、おそらく大きな要因の一つとしては、アレルギー疾患を持っているか否かが大きく関わる。何人かの患者さんの例を振り返ると、アレルギーの炎症が難聴や耳鳴りの発症に関わるように感じられてならない。

耳鼻咽喉科領域の慢性炎症は、難聴や耳鳴りとの関連を推察させる。

           かわむら鍼灸院     院 長  河村 みゆき
                       副院長 博士 河村廣定

|  かわむら鍼灸院     院 長  河村 みゆき 副院長 博士 河村廣定 | 18:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT