耳鳴り・突発性難聴(反応点治療研究会症例集)

内耳や中耳の障害が突発性難聴やめまい、耳鳴り、繰り返しての発症に関わります :このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が突発性難聴、耳鳴りについて、東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

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鍼灸で職場復帰できますか?


35歳 男性 教師

初回
生徒たちの引率で他府県へのラグビー遠征中のできごとであった。
指導中、地震が起こった!?と勘違いするほどの揺れを感じた瞬間、気を失い、本人が気づいたときには病院のベッド上にいた。そのまま緊急で1か月ほど入院したが、特に変化の無いまま退院となった。
めまいだけで無く、キーンとする高音の耳鳴りがあり、右耳の高音域の聴力は90~110dBだった。耳鳴りの不快感と精神的な落ち込みによる不眠症にもなっていた。
病院での治療に満足できず、鍼灸の評判を聞き来院。休職中だったので週に2回のペースで治療を開始する。

8回目(1か月後)
めまいは、ほぼなくなり聴力は右耳の4000Hzが65dB、8000Hzが75dB。高音域の難聴だけが残り、他の音域は正常になっていた。
些細な音の不快感から解放され不眠症で薬を処方されていたが、薬を飲まなくとも睡眠をとれるようになっていた。ここで、治療の間隔を週に1回と変更した。

15回目(3か月後)
新年度が始まり不安を抱えていたが職場復帰をはたす。
以前のようなめまいや不眠に悩まされることはなくなっていた。高音域の耳鳴りと難聴、大勢の声が重なりあったときの反響音は不快だがそれ以外の耳に関しての不安は、解消されていた。

20回目(5か月後)
耳鼻科の定期検診で4000Hzは20dB、8000Hzは60dBとなる。まだ高音域の聴力に改善の余地はあるが、順調に回復していた。本人も雑音が気にならなくなり快適に過ごせるようになったと安心される。引き続き聴力の改善を期待して体調管理、疲労回復を目的に継続的に治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
反応点が顕著に現れていた場所は、耳・鼻・喉で、内臓全般にも現れていたのでそれらの回復に力を入れた。また、頭、首、肩、背中の筋肉の緊張も強く目立ったため、これらを緩めることにも重点をおいた。

治療の経過と感じたこと(感想)
本症例では耳の反応点が回復するにつれ、聴力数値の改善と共に、不眠症状、頭、首、肩、背中の筋肉の緊張も和らぎ、本人のQOLは著しく向上した。また復職できるかわからないと言う悩みや一生このままかもしれないという不安も徐々に改善され、自信を取り戻すことで職場復帰を果たした。
感覚器の障害は、肉体的障害が精神的苦痛を誘発することを再認識させられた症例であった。


反応点治療研究会
愛知県名古屋市 たけちはり灸院 武智大輔
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| SORA鍼灸院 森川真二 | 17:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳が詰まったようで聞こえない


40代 女性

初回
阪神淡路大震災の被災をきっかけに、大きなストレスを受けるたびに、めまいや耳鳴りを感じるそうだ。今回は特に原因はわからないが、耳鳴りがひどく詰まったように聞こえなくなった。聴力レベルは全音域で左60~70db、右70~90dbと、高度の難聴が確認されている。

3回目
耳鼻科での検査では聴力が若干上がり(10~20db)、頭に響くような耳鳴りはなくなり、少し安堵したようだ。鍼灸治療に希望を抱いたようだ。

5回目
聴力にそれ程変化はないが、四六時中鳴っていた耳鳴りを忘れているときがあり、自分の声も頭に響かなくなった。緊張していた頭、首、肩のコリが和らいで、とても体が軽くなったと喜んでいる。

15回目
検査上では聴力に変化は見られず、耳鼻科での治療は終了。しかし、鍼灸治療を受ける度に耳鳴りは小さくなり、頭から肩にかけての緊張が緩み、体が楽になるのを実感している。聞こえなかった電子音なども聞き取れるようになってきた。引き続き聴力の改善も期待しつつ、体調管理のために治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
反応点が顕著に診られた耳・鼻・喉と、内臓全般の回復に力を入れた。頭、首、肩の筋肉の緊張を緩めることにも、重点においた。

治療の経過と感じたこと(感想)
本症例では、聴力検査に大きな回復は見られなかったことから、「治っている」とは言えない。しかし、耳鳴りが和らぎ、日常生活における苦痛も改善された。また極度に緊張していた首や肩が緩和し、体も楽になった。検査値は変わらなくとも、患者のQOLを上げることはできると再確認した。




反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 09:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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まともに音が聞けないつらさ

症例:30代 女性

初回
耳のつまり感、音が二重に聞こえるなど、耳のことが気になり不眠もある。絶対音感をお持ちであることで耳の不快を人一倍、強く感じたと思われる。どのような音にも違和感があるため、音楽やテレビなどで気を紛らわすこともできず、かなりのストレスとなり精神的にも落ち込んでいる様子であった。

2回目
2日後に来院。耳鼻科では薬以外の治療はないと精神科もすすめられたようだ。不信感と、もう治らないのではないかという不安で、気持ちはいっぱいいっぱいの様子だった。耳への自覚症状はわずかな改善が見られた。前回、同時に行ったお腹への治療で便秘が解消したことにとても驚かれ、鍼灸治療への希望を持たれた様子。

5回目
耳閉感、音の響きなどは治まってきたが、重低音の耳鳴りが気になるようだ。側臥位にて、耳周りの筋肉を含めた反応点を徹底的に治療していった。内耳の反応点の改善が感じられた。

8回目
内耳の反応はかなり改善している。音の聞こえ方は正常に戻り、音楽も聴ける。耳のつらさを忘れる時間も増えた。寝つきの悪さはまだ残るが睡眠の質は改善され、安心した様子。ひどかった首のコリの反応点も改善されてきた。

11回目
耳に対する自覚症状はなくなり、睡眠薬がなくても眠れるようになり笑顔が見られた。再発防止のため根本原因と考えられる慢性鼻炎と健康管理のため治療を継続している。

治療のポイントと反応点の状況
耳・鼻・咽、その周辺の筋肉の緊張を緩和した。不眠症、便秘、首こりなどの症状も、同時に改善された。

治療の経過と感じたこと(感想)
音を聞くことがつらい。好きな音楽を聴くこともできず、早く治したいというあせりもあり、当初は苦慮した。しかし、反応点改善の経過から必ず良くなることを伝え、不安を払拭し治療に望みをもっていただいた。耳の不調は大きな不安を伴い、自律神経症状などを招いたと思われた。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 16:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳鼻科を転々とされても治らない耳鳴り

症例:40代 男性

初回
2年前から続く耳鳴りに耳鼻科を転々とするが変化がみられず当院に来院された。処方された薬も服薬されていない。はじめての鍼灸治療でかなり緊張した様子だったが、治療にも満足したようだ。週1回の治療を促し開始した。

2回目
風邪を引いている様子だったが仕事も忙しく休めない。耳鳴りはあまり変わらず、めまいも出てきたと訴えられる。耳を重点的に治療したが、全身の反応点にも注意を払った。自宅でのセルフケアも頑張って頂くよう指導した。

3回目
耳の反応点は初診時に比べると改善があった。めまいは消失し、耳鳴りの音が変わったと喜ばれた。引き続き耳の反応点、並びに顔面部、肝臓、膀胱、その他首、肩、腰の反応点にも治療を行った。

5回目(最終)
耳の反応点の回復に要する時間も短縮してきた。耳鳴りはまだあるが、さらに音質が変わったと笑顔で話された。忙しいためか、その後来院されていない。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、喉を重点的に肝臓、下行結腸、膀胱の反応点を治療。首、肩、腰部の治療も同時に行った。

治療の経過と感じたこと(感想)
耳鳴りの本態は不明であるが、鼻咽喉科領域全般への治療が耳鳴りを軽減させた。これらでは、耳のみならず鼻咽喉科領域の手当が重要であることを再認識した。耳鳴りの根本治療は、ある程度の期間と継続が必要であるが、患者さんに対しての説明が不十分であったのか、患者さんの自己判断により治療が停止したことを反省している。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 12:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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