耳鳴り・突発性難聴(反応点治療研究会症例集)

内耳や中耳の障害が突発性難聴やめまい、耳鳴り、繰り返しての発症に関わります :このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が突発性難聴、耳鳴りについて、東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

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耳鳴り患者の治療 


患者 40代 女性 会社員

主訴:両側性の耳鳴
4年前から両側性の耳鳴りに悩まされいる。音は高音で、ひどいときは起床時から1日中続くなど、日によって耳鳴りの大きさや始まる時間など異なる。
聴力異常なし。
愁訴:右耳の閉塞感(耳の圧が抜けない、不快) 
既往:アトピー

初回治療 
反応点 耳周囲(両側だがとくに右側)、鼻、咽リンパ、肝臓、大腸、小腸
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋
治療後、反応点の改善がみられ、また自覚症状にも変化が見られた。週一回のペースでの治療を開始。

治療5回目 
反応点  左右内耳点及び周囲。肝臓、大腸に施灸を開始。
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋、右側頭筋、咬筋、
右耳の反応点は広く、耳周囲から下顎まで広く出ており、耳鳴りも依然続いている。

治療23回目 
反応点 左右内耳点及び周囲、咽、頚リンパ、胃、大腸、肝臓
治療後2~3日は耳鳴りが小さく感じられるようになった。
この頃より、耳鳴りの大きさや持続期間が以前より変化が生じ、時には耳鳴りが気にならない期間が持続した。治療回数を週1回から2週に1回に減らし、自宅でのケアを強化するよう指導。

治療40回目
反応点 右内耳点及び周囲(範囲やや縮小)、頚リンパ、小腸、大腸、肝臓
顎関節周辺(咬筋、外・内側翼突筋)
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋、右側頭筋、頬骨筋、
反応点の範囲は徐々に小さくなってきており、患者自身耳鳴りも小さく感じられる時間が少しずつ増えてきた。引き続き継続治療の予定。
考察 
① 症例と反応点の経過について
患者が耳鳴り対する不快感を大きく感じる時期には反応点は広範囲にみられたが、治療に伴い耳鳴りを小さく感じるようになった時期には反応点が小さくなるなどの変化が感じられた。耳鳴りの変化の時期と反応点の変化の時期が一致していることから、皮膚上の変化を耳の中の変化とリンクしていると考え、治療の目安にしていく事ができると思われた。

② 耳鳴りの原因として、鼓膜の粘膜の状態を考える
耳鳴りの原因は不明とされるが、その大きさや時間などの変化を生じていることは、何らかの誘因が関わっていると推察される。
通常、耳管は鼓室の内圧と外気圧を同様(一定)に保つが、炎症によって腫れると耳閉となる。
この患者は耳鳴りと同時に耳閉感、圧迫感をも訴えたこと、反応点は鼻や咽などの広範囲におよび、耳の周囲に広く認められることなどから、中耳内の粘膜上に炎症などが耳鳴りに関わったと推察された。おそらく鼓室では、振動の反響が残り、鼓膜の振動を誘発する、また鼓膜の振動を増強させたことがもととなり関わったと類推された。

反応点治療研究会
岐阜県岐阜市 サンリ治療院 清水真奈美
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| サンリ治療院  清水真奈美 | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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