耳鳴り・突発性難聴(反応点治療研究会症例集)

内耳や中耳の障害が突発性難聴やめまい、耳鳴り、繰り返しての発症に関わります :このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が突発性難聴、耳鳴りについて、東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

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2017年度 反応点治療研究会(関西)実技講習会

神戸(関西地区)での講習会のご案内


2017年度 反応点治療研究会(関西)実技講習会

~問診を超える触診の世界へ~
腰痛、肩こりだけの治療から卒業しよう!内臓疾患をはじめ全身を治療できる反応点治療を共に学びませんか?皮膚にあらわれる反応点を感じられる職人の手を作りましょう。


日程

連続5回で実施。 •第1回  3月5日(日)  自律神経反射と反応点
•第2回  5月14日(日) 筋弛緩メカニズムと自律神経
•第3回  7月23日(日) 痛みの理解
•第4回  9月10日(日) めまいの発症と施術
•第5回  11月12日(日) 婦人科疾患と美肌


当日のスケジュール

11:00~12:00 反応点治療の概論(講義)

13:30~16:00 反応点治療の実技


会場

場所:神戸東洋医療学院
住所:神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ13階・14階

JR・阪急・阪神・地下鉄・ポートライナー、三宮駅より歩いて5分
※駐車場はございません。
地図はこちら → http://k-toyoiryo.com/access.html
※お問い合わせは会場ではなく下記にある当講習会の受付にメールでお願いします。


対象
鍼灸師、鍼灸学校の学生

定員
先着25名

参加費

1回あたり鍼灸師7000円 鍼灸学生5000円
各回 その都度 当日徴収いたします。


持ち物
自分の鍼灸道具(普段使っているもの)、筆記用具
服装は自由です。治療を受ける側にもまわるのでラフな格好で。

テキスト

「反応点治療」 河村廣定・著 (医道の日本社 3,400円+税)
「ツボ刺激による自己ケア」 河村廣定・著 (遠見書房 2,000円+税)

※必須ではありませんが、反応点治療の知識取得のため、読書されることをおすすめしています。


申込先
事前申し込みが必要です。
申し込み先:felice0619*cpost.plala.or.jp 吉田和平 宛
迷惑メール防止のため、@を※にしています。*を@に変更して送信してください。
携帯電話からメールを送信される方は、必ずパソコンからのメールを受信可能にしてください。
氏名、電話番号、住所、所属(勤務先、学校名など)を明記してください。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。



講師紹介

河村廣定
反応点治療研究会 顧問

1949年長野県生まれ。
専修大学卒業後、故富崎源一氏に師事し、早稲田鍼灸専門学校を卒業。
1983年岐阜市内で開業。 開業時に皮膚の異感覚と病態の関係に気づき、数々の研究を経て「反応点治療」を体系化。2000年神戸東洋医療学院に勤務しながら反応点治療の普及に努める。

中和鍼灸専門学校非常勤講師、(社)岐阜県鍼灸師会会長、第49回全日本鍼灸学会実行委員長を歴任し、(社)日本鍼灸師会会長表彰、(社)全日本鍼灸学会会長表彰、岐阜県知事表彰を受賞。


書籍

はり灸師が教える ツボ刺激による自己ケア -皮膚から検索・疾患別アプローチ
著者:河村廣定
出版社:遠見書房 (2012/6/25)

反応点治療―経絡もツボも使わない新しい鍼灸治療
著者:河村廣定
出版社:医道の日本社 (2005/06)

※リンク先はAmazon.co.jpです。


詳しくは反応点治療研究会 HP 
2017年度 反応点治療研究会(関西)実技講習会 はこちら
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2017年度 反応点治療研究会(東海)実技講習会

岐阜(東海地区)での講習会のご案内


2017年度 反応点治療研究会(東海地区)実技講習会

~問診を超える触診の世界へ~
腰痛、肩こりだけの治療から卒業しよう!内臓疾患をはじめ全身を治療できる反応点治療を共に学びませんか?皮膚にあらわれる反応点を感じられる職人の手を作りましょう。



【日程(全5回)】        テーマ

第1回 2017年 4月9日(日)  反応点治療とは~ガイダンス
第2回 2017年 6月18日(日)  耳鼻咽喉科疾患① 臨床編
第3回 2017年 8月6日(日)  耳鼻咽喉科疾患② 基礎編
第4回 2017年 10月15日(日) 婦人科疾患①臨床編
第5回 2017年 12月3日(日)  婦人科疾患②基礎編

【当日のスケジュール】
10:00~12:00  座学  講義を中心にディスカッション・質疑応答など
休憩(1時間)
13:00~16:00  実技練習 臨床のやり方や感覚の掴みかたを
実際に練習していきます

【会場】   サンリ治療院  
     (岐阜県岐阜市幸ノ町1-16 名鉄岐阜駅より徒歩5分)

【参加費】   1回につき 一般 7000円 鍼灸学生 5000円 
        当日会場にてお支払いください
【持ち物】  筆記用具・鍼灸道具(普段使っているもの)・スリッパ 
       ※服装は自由です。

テキスト

はり灸師が教える ツボ刺激による自己ケア -皮膚から検索・疾患別アプローチ
著者:河村廣定
出版社:遠見書房 (2012/6/25)

反応点治療―経絡もツボも使わない新しい鍼灸治療
著者:河村廣定
出版社:医道の日本社 (2005/06)

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※必須ではありませんが、反応点治療の知識取得のため、読書されることをおすすめしています。


【申込み】  kotoha022*gmail.com
(迷惑メール防止のため、送信時には*を@にして送信してください)
東海反応点治療実技講習会担当 清水

氏名、電話番号、住所、所属(勤務先、学校名など)を明記してください。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。


講師紹介

河村廣定
反応点治療研究会 顧問

1949年長野県生まれ。
専修大学卒業後、故富崎源一氏に師事し、早稲田鍼灸専門学校を卒業。
1983年岐阜市内で開業。 開業時に皮膚の異感覚と病態の関係に気づき、数々の研究を経て「反応点治療」を体系化。2000年神戸東洋医療学院に勤務しながら反応点治療の普及に努める。

中和鍼灸専門学校非常勤講師、(社)岐阜県鍼灸師会会長、第49回全日本鍼灸学会実行委員長を歴任し、(社)日本鍼灸師会会長表彰、(社)全日本鍼灸学会会長表彰、岐阜県知事表彰を受賞。




詳しくは反応点治療研究会 HP 
2017年度 反応点治療研究会(東海)実技講習会 はこちら

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2017年度 反応点治療研究会(東京)実技講習会

東京(関東地区)での講習会のご案内


2017年度 反応点治療研究会(東京)実技講習会

~問診を超える触診の世界へ~
腰痛、肩こりだけの治療から卒業しよう!内臓疾患をはじめ全身を治療できる反応点治療を共に学びませんか?皮膚にあらわれる反応点を感じられる職人の手を作りましょう。


日程

連続 4回で実施
•第1回 2017年 3月26日(日) 11時~16時
•第2回 2017年 6月18日(日) 11時~16時
•第3回 2017年 9月17日(日) 11時~16時
•第4回 2017年 12月17日(日) 11時~16時

当日のスケジュール

11:00~12:00 反応点治療の概論(講義)

13:30~16:00 反応点治療の実技


内容
•第1回 自律神経機能と反応点治療-自律神経失調症の原因とは
•第2回 痛みを解消する反応点治療-痛みの分析と対応(消炎鎮痛剤が効かない痛み)
•第3回 めまい・耳鳴り・難聴と反応点治療-中耳・内耳の失調と平衡・聴覚カット
•第4回 婦人科疾患の反応点治療-不妊症治療の盲点と婦人特有の疾病


セラピースペース パレット
第1回 203Cセラピールーム
第2〜4回 304セミナールーム


東京都新宿区白銀町
東西線 神楽坂駅 徒歩5分
会場 ホームページ http://ts-palette.com/
地図はこちら http://ts-palette.com/map.html
※お問い合わせは会場ではなく下記にある当講習会の受付にメールでお願いします。

対象
鍼灸師、鍼灸学校の学生

定員
先着25名

参加費

1回あたり鍼灸師8000円 鍼灸学生6000円
各回 その都度 当日徴収いたします。


持ち物
自分の鍼灸道具(普段使っているもの)、筆記用具
服装は自由です。治療を受ける側にもまわるのでラフな格好で。

テキスト

「反応点治療」 河村廣定・著 (医道の日本社 3,400円+税)
「ツボ刺激による自己ケア」 河村廣定・著 (遠見書房 2,000円+税)

※必須ではありませんが、反応点治療の知識取得のため、読書されることをおすすめしています。


申込先
office_rs1121*yahoo.co.jp 梁宛
迷惑メール防止のため、@を*にしています。*を@に変更して送信してください。携帯からメールを送信される方は、かならず@gmail.comを受信可能にしてください。
氏名、電話番号、住所、所属(勤務先、学校名など)を明記してください。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。


講師紹介

河村廣定
反応点治療研究会 顧問

1949年長野県生まれ。
専修大学卒業後、故富崎源一氏に師事し、早稲田鍼灸専門学校を卒業。
1983年岐阜市内で開業。 開業時に皮膚の異感覚と病態の関係に気づき、数々の研究を経て「反応点治療」を体系化。2000年神戸東洋医療学院に勤務しながら反応点治療の普及に努める。

中和鍼灸専門学校非常勤講師、(社)岐阜県鍼灸師会会長、第49回全日本鍼灸学会実行委員長を歴任し、(社)日本鍼灸師会会長表彰、(社)全日本鍼灸学会会長表彰、岐阜県知事表彰を受賞。


書籍

はり灸師が教える ツボ刺激による自己ケア -皮膚から検索・疾患別アプローチ
著者:河村廣定
出版社:遠見書房 (2012/6/25)

反応点治療―経絡もツボも使わない新しい鍼灸治療
著者:河村廣定
出版社:医道の日本社 (2005/06)

※リンク先はAmazon.co.jpです。


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2017年度 反応点治療研究会(東京)実技講習会 はこちら

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耳鳴り患者の治療 


患者 40代 女性 会社員

主訴:両側性の耳鳴
4年前から両側性の耳鳴りに悩まされいる。音は高音で、ひどいときは起床時から1日中続くなど、日によって耳鳴りの大きさや始まる時間など異なる。
聴力異常なし。
愁訴:右耳の閉塞感(耳の圧が抜けない、不快) 
既往:アトピー

初回治療 
反応点 耳周囲(両側だがとくに右側)、鼻、咽リンパ、肝臓、大腸、小腸
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋
治療後、反応点の改善がみられ、また自覚症状にも変化が見られた。週一回のペースでの治療を開始。

治療5回目 
反応点  左右内耳点及び周囲。肝臓、大腸に施灸を開始。
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋、右側頭筋、咬筋、
右耳の反応点は広く、耳周囲から下顎まで広く出ており、耳鳴りも依然続いている。

治療23回目 
反応点 左右内耳点及び周囲、咽、頚リンパ、胃、大腸、肝臓
治療後2~3日は耳鳴りが小さく感じられるようになった。
この頃より、耳鳴りの大きさや持続期間が以前より変化が生じ、時には耳鳴りが気にならない期間が持続した。治療回数を週1回から2週に1回に減らし、自宅でのケアを強化するよう指導。

治療40回目
反応点 右内耳点及び周囲(範囲やや縮小)、頚リンパ、小腸、大腸、肝臓
顎関節周辺(咬筋、外・内側翼突筋)
胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋、右側頭筋、頬骨筋、
反応点の範囲は徐々に小さくなってきており、患者自身耳鳴りも小さく感じられる時間が少しずつ増えてきた。引き続き継続治療の予定。
考察 
① 症例と反応点の経過について
患者が耳鳴り対する不快感を大きく感じる時期には反応点は広範囲にみられたが、治療に伴い耳鳴りを小さく感じるようになった時期には反応点が小さくなるなどの変化が感じられた。耳鳴りの変化の時期と反応点の変化の時期が一致していることから、皮膚上の変化を耳の中の変化とリンクしていると考え、治療の目安にしていく事ができると思われた。

② 耳鳴りの原因として、鼓膜の粘膜の状態を考える
耳鳴りの原因は不明とされるが、その大きさや時間などの変化を生じていることは、何らかの誘因が関わっていると推察される。
通常、耳管は鼓室の内圧と外気圧を同様(一定)に保つが、炎症によって腫れると耳閉となる。
この患者は耳鳴りと同時に耳閉感、圧迫感をも訴えたこと、反応点は鼻や咽などの広範囲におよび、耳の周囲に広く認められることなどから、中耳内の粘膜上に炎症などが耳鳴りに関わったと推察された。おそらく鼓室では、振動の反響が残り、鼓膜の振動を誘発する、また鼓膜の振動を増強させたことがもととなり関わったと類推された。

反応点治療研究会
岐阜県岐阜市 サンリ治療院 清水真奈美

| サンリ治療院  清水真奈美 | 20:04 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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鍼灸で職場復帰できますか?


35歳 男性 教師

初回
生徒たちの引率で他府県へのラグビー遠征中のできごとであった。
指導中、地震が起こった!?と勘違いするほどの揺れを感じた瞬間、気を失い、本人が気づいたときには病院のベッド上にいた。そのまま緊急で1か月ほど入院したが、特に変化の無いまま退院となった。
めまいだけで無く、キーンとする高音の耳鳴りがあり、右耳の高音域の聴力は90~110dBだった。耳鳴りの不快感と精神的な落ち込みによる不眠症にもなっていた。
病院での治療に満足できず、鍼灸の評判を聞き来院。休職中だったので週に2回のペースで治療を開始する。

8回目(1か月後)
めまいは、ほぼなくなり聴力は右耳の4000Hzが65dB、8000Hzが75dB。高音域の難聴だけが残り、他の音域は正常になっていた。
些細な音の不快感から解放され不眠症で薬を処方されていたが、薬を飲まなくとも睡眠をとれるようになっていた。ここで、治療の間隔を週に1回と変更した。

15回目(3か月後)
新年度が始まり不安を抱えていたが職場復帰をはたす。
以前のようなめまいや不眠に悩まされることはなくなっていた。高音域の耳鳴りと難聴、大勢の声が重なりあったときの反響音は不快だがそれ以外の耳に関しての不安は、解消されていた。

20回目(5か月後)
耳鼻科の定期検診で4000Hzは20dB、8000Hzは60dBとなる。まだ高音域の聴力に改善の余地はあるが、順調に回復していた。本人も雑音が気にならなくなり快適に過ごせるようになったと安心される。引き続き聴力の改善を期待して体調管理、疲労回復を目的に継続的に治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
反応点が顕著に現れていた場所は、耳・鼻・喉で、内臓全般にも現れていたのでそれらの回復に力を入れた。また、頭、首、肩、背中の筋肉の緊張も強く目立ったため、これらを緩めることにも重点をおいた。

治療の経過と感じたこと(感想)
本症例では耳の反応点が回復するにつれ、聴力数値の改善と共に、不眠症状、頭、首、肩、背中の筋肉の緊張も和らぎ、本人のQOLは著しく向上した。また復職できるかわからないと言う悩みや一生このままかもしれないという不安も徐々に改善され、自信を取り戻すことで職場復帰を果たした。
感覚器の障害は、肉体的障害が精神的苦痛を誘発することを再認識させられた症例であった。


反応点治療研究会
愛知県名古屋市 たけちはり灸院 武智大輔

| SORA鍼灸院 森川真二 | 17:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ステロイドの治療中ですが・・・、鍼治療を受けていいですか。

 30代半ばの男性は、難聴と耳鳴りを訴えて来院した。発症して1 週間を迎えようとしており、ステロイドの点滴のために休暇を取り通院しているとのことだった。
「このまま難聴が続くならば大変なことになる」と悲壮感を漂わせていた。突発性難聴はなかなか治らない人がいると知らされているだけに患者さんの精神的負担は大きいように感じた。

初回の診察は、顔面部を詳細にチェックした。内耳・中耳・鼻・咽・口腔などの耳鼻咽喉科領域の反応点は顕著に見られた。幸いなことに、肝臓・膀胱反応点など他の内臓器官は大きな問題はなかった。
反応点を回復させ、週に3回ほどの通院の提案をすると「何とか仕事との調整をして通います」と、早く治したいとの意欲的な言葉を聞けた。そこで、自宅でのローラー鍼の自己ケアも指導した。

3回目の来院の時、落ち込んでおられた。本人の予測と違って症状が思わしくないのだろう。また反応点にも大きな変化は見られなかった。

4回目の治療では、自覚症状として耳鳴りを強く訴えていたが会話はスムーズになっている。声に力を込めなくても会話は成立った。他覚症状として聴力の回復の兆しを感じることができた。「症状に変化が見られることは疾病が固定化されていないことだから、良いことだ」と伝えた。

5回目の来院時には、笑顔が見られた。聴力検査で正常に戻ったと告げられた。しかし、まだ耳鳴りが気になるとのこと。反応点の範囲も小さくなっていたことから、通院頻度を週1 回に減らすことにした。

現在 彼は2 週に1 回程度の通院をしているが、好きな運動も再開したらしく腰が痛い・肩が凝ると訴えるが、難聴や耳鳴は訴えなくなった。

彼は重症な難聴ではなかったように思う。他の患者さんより比較的会話がスムーズにできた。また、発症後間もなく来院したことなど状況は良かった。回復過程の反応点の変化も予測した範囲であり、完全に回復したと言っても良いのだろう。
 突発性難聴の患者さんには二つのタイプがあるように思う。なかなか回復がみられない患者さんもいる。自己ケアの頻度、仕事やストレスなど生活諸々の状況が厳しい方もおられるが、おそらく大きな要因の一つとしては、アレルギー疾患を持っているか否かが大きく関わる。何人かの患者さんの例を振り返ると、アレルギーの炎症が難聴や耳鳴りの発症に関わるように感じられてならない。

耳鼻咽喉科領域の慢性炎症は、難聴や耳鳴りとの関連を推察させる。

           かわむら鍼灸院     院 長  河村 みゆき
                       副院長 博士 河村廣定

|  かわむら鍼灸院     院 長  河村 みゆき 副院長 博士 河村廣定 | 18:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳鳴りのある患者


患者 45才  女性 

主訴:両側性の耳鳴り
愁訴:右耳の閉塞感(耳の圧が抜けない、不快)

4年前から両側性の耳鳴りに悩まされるようになる。日によって耳鳴の大きさや始まる時間などは異なるが、ひどいときは起床時から1日中続くこともある。病院での検査では目立った疾患は見つからず。

初回治療 
反応点:耳周囲(両側だがとくに右側)、鼻、咽リンパ、肝臓、大腸、小腸、胸鎖乳突筋、広頸筋、僧帽筋

治療後、患者には耳周りに小さな炎症の反応点がある。それらが耳鳴りの原因と考えられ、慢性化しているため、治療期間は長くなる可能性があると説明した。初回治療後、反応点の改善が見られた。また自覚症状も変化が見られたため、週一回のペースでの治療を開始した。

第5回目治療
右耳の反応点は広く、耳周囲から下顎まで広く出ており、耳鳴りも依然続いている。自宅でのローラー鍼治療を指導。

第23回目治療 
治療後2~3日は耳鳴が小さく感じられるようになる。この頃より、耳鳴りの大きさや持続期間が以前より改善してきた。治療回数を週1回から2週に1回に減らし、自宅でのケアを強化するよう指導。

第40回目治療
反応点の範囲は徐々に小さくなってきており、患者も治療に手ごたえを感じている。
現在、体調管理を兼ねた治療を継続中である。

考察 
この患者は内耳点や中耳に反応点があり、耳閉感、圧迫感を訴えていた。耳管や中耳の炎症などが耳鳴りに関わったと考えている。また、反応点は、耳下腺の皮膚表面にも広がっていた。耳下腺には多くのリンパ節が分布するが、鼻や咽から侵入した細菌などが耳下腺に軽度の炎症を引き起こしていたと思われる。ただ耳下腺と耳鳴りとは直接関連しないと推察されるが、耳鼻咽喉科領域の慢性炎症と言う点で共通点がある。以上は、耳や鼻、咽の反応点を中心に根気強く治療を行い、中耳、内耳の炎症が改善したことで、耳鳴りが改善した可能性があると考えられた。


反応点治療研究会
清水真奈美

| 反応点治療研究会個人会員 | 09:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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うるさい耳鳴り

症例80代 女性 

初回 
左耳の耳鳴りが大きく、気になって眠れない。日によって耳鳴りの聴こえ方は違うが精神的にもまいっている。以前から耳鳴りを感じていたが今回のような大きな聴こえ方は初めてだと訴えた。内耳、咽喉、鼻に反応点は顕著に見られる。
     
2回目
耳鼻咽喉科領域の反応点には顕著な反応が見られる。他の治療も含め、これらの反応点を治療。治療後、反応点に改善は見られた。治療の途中で耳鳴りの音が小さくなったと感想があった。しかしまだ反応点は消えていない。

4~14回目
治療を継続していく内に、耳鳴りが静かになるということが何度かあった。反応点も以前よりかなり改善してきている。しかし全く鳴り止むことはない様子。

その後
患者の自覚としては時々少し気になる程度までに回復した。他の症状もある為治療は継続している。以前のように眠れないことも無くなり、患者は非常に喜んでいる。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、咽、その他呼吸器、心臓、膀胱、肝臓の反応点を中心に治療。

治療の経過と感じたこと
何度か治療の途中で、音が止まったと報告があった。そんなにはっきりとオンオフがあるのかは疑問に思った。しかし、患者の感覚と反応点の改善経過が一致していることから、内耳の環境が安定している経過でもあると推測できる。



反応点治療研究会
三田市  岸本鍼灸治療院  岸本直樹

| 岸本鍼灸治療院  岸本直樹 | 15:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳が詰まったようで聞こえない


40代 女性

初回
阪神淡路大震災の被災をきっかけに、大きなストレスを受けるたびに、めまいや耳鳴りを感じるそうだ。今回は特に原因はわからないが、耳鳴りがひどく詰まったように聞こえなくなった。聴力レベルは全音域で左60~70db、右70~90dbと、高度の難聴が確認されている。

3回目
耳鼻科での検査では聴力が若干上がり(10~20db)、頭に響くような耳鳴りはなくなり、少し安堵したようだ。鍼灸治療に希望を抱いたようだ。

5回目
聴力にそれ程変化はないが、四六時中鳴っていた耳鳴りを忘れているときがあり、自分の声も頭に響かなくなった。緊張していた頭、首、肩のコリが和らいで、とても体が軽くなったと喜んでいる。

15回目
検査上では聴力に変化は見られず、耳鼻科での治療は終了。しかし、鍼灸治療を受ける度に耳鳴りは小さくなり、頭から肩にかけての緊張が緩み、体が楽になるのを実感している。聞こえなかった電子音なども聞き取れるようになってきた。引き続き聴力の改善も期待しつつ、体調管理のために治療を続けている。

治療のポイントと反応点の状況
反応点が顕著に診られた耳・鼻・喉と、内臓全般の回復に力を入れた。頭、首、肩の筋肉の緊張を緩めることにも、重点においた。

治療の経過と感じたこと(感想)
本症例では、聴力検査に大きな回復は見られなかったことから、「治っている」とは言えない。しかし、耳鳴りが和らぎ、日常生活における苦痛も改善された。また極度に緊張していた首や肩が緩和し、体も楽になった。検査値は変わらなくとも、患者のQOLを上げることはできると再確認した。




反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 09:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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まともに音が聞けないつらさ

症例:30代 女性

初回
耳のつまり感、音が二重に聞こえるなど、耳のことが気になり不眠もある。絶対音感をお持ちであることで耳の不快を人一倍、強く感じたと思われる。どのような音にも違和感があるため、音楽やテレビなどで気を紛らわすこともできず、かなりのストレスとなり精神的にも落ち込んでいる様子であった。

2回目
2日後に来院。耳鼻科では薬以外の治療はないと精神科もすすめられたようだ。不信感と、もう治らないのではないかという不安で、気持ちはいっぱいいっぱいの様子だった。耳への自覚症状はわずかな改善が見られた。前回、同時に行ったお腹への治療で便秘が解消したことにとても驚かれ、鍼灸治療への希望を持たれた様子。

5回目
耳閉感、音の響きなどは治まってきたが、重低音の耳鳴りが気になるようだ。側臥位にて、耳周りの筋肉を含めた反応点を徹底的に治療していった。内耳の反応点の改善が感じられた。

8回目
内耳の反応はかなり改善している。音の聞こえ方は正常に戻り、音楽も聴ける。耳のつらさを忘れる時間も増えた。寝つきの悪さはまだ残るが睡眠の質は改善され、安心した様子。ひどかった首のコリの反応点も改善されてきた。

11回目
耳に対する自覚症状はなくなり、睡眠薬がなくても眠れるようになり笑顔が見られた。再発防止のため根本原因と考えられる慢性鼻炎と健康管理のため治療を継続している。

治療のポイントと反応点の状況
耳・鼻・咽、その周辺の筋肉の緊張を緩和した。不眠症、便秘、首こりなどの症状も、同時に改善された。

治療の経過と感じたこと(感想)
音を聞くことがつらい。好きな音楽を聴くこともできず、早く治したいというあせりもあり、当初は苦慮した。しかし、反応点改善の経過から必ず良くなることを伝え、不安を払拭し治療に望みをもっていただいた。耳の不調は大きな不安を伴い、自律神経症状などを招いたと思われた。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 16:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳鼻科を転々とされても治らない耳鳴り

症例:40代 男性

初回
2年前から続く耳鳴りに耳鼻科を転々とするが変化がみられず当院に来院された。処方された薬も服薬されていない。はじめての鍼灸治療でかなり緊張した様子だったが、治療にも満足したようだ。週1回の治療を促し開始した。

2回目
風邪を引いている様子だったが仕事も忙しく休めない。耳鳴りはあまり変わらず、めまいも出てきたと訴えられる。耳を重点的に治療したが、全身の反応点にも注意を払った。自宅でのセルフケアも頑張って頂くよう指導した。

3回目
耳の反応点は初診時に比べると改善があった。めまいは消失し、耳鳴りの音が変わったと喜ばれた。引き続き耳の反応点、並びに顔面部、肝臓、膀胱、その他首、肩、腰の反応点にも治療を行った。

5回目(最終)
耳の反応点の回復に要する時間も短縮してきた。耳鳴りはまだあるが、さらに音質が変わったと笑顔で話された。忙しいためか、その後来院されていない。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、喉を重点的に肝臓、下行結腸、膀胱の反応点を治療。首、肩、腰部の治療も同時に行った。

治療の経過と感じたこと(感想)
耳鳴りの本態は不明であるが、鼻咽喉科領域全般への治療が耳鳴りを軽減させた。これらでは、耳のみならず鼻咽喉科領域の手当が重要であることを再認識した。耳鳴りの根本治療は、ある程度の期間と継続が必要であるが、患者さんに対しての説明が不十分であったのか、患者さんの自己判断により治療が停止したことを反省している。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 12:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ずっと気になる耳鳴り

症例50代 女性

初回 
耳鳴りがひどく落ち着かないと来院された。側頭部、後頭部にも痛みや違和感があり、リラックスして眠れないとのことだった。耳周辺に反応点が顕著に出ており、耳のコンディションづくりの必要性を伝えた。

5回目
耳鳴りはまだ気になる様子。しかし頭部の違和感はかなり改善してきた。
       
10回目
耳反応点の回復は充分ではないが、耳鳴りは、初診時に比べると改善が見られた。引き続き耳の反応点、並びに頭部や顔面部、鼻、咽それに肝臓等の反応点にも治療をおこなった。

15回目
セルフケアもきちんとできているようで、耳の反応点には改善が見られた。しかし鼻炎をもたらす反応が現れていることから、セルフケアの重点を鼻にしていくよう伝えた。

20回目
耳鳴りはさほど気にならなくなってきた。耳鼻咽喉科領域と共に全身コンディションを整える目的で、現在も治療は継続している。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、咽の反応点を重点的に行った。その他、首や肩、頭部、顔面部の反応点の治療も継続した。

治療の経過と感じたこと(感想)
本症例にかかわらず、耳鳴りは、短期間ですっきり消失させることは難しいように思われる。そのため、患者さんの不安な気持ちを解消する必要がある。確実に症状を改善させるためには継続したセルフケアの必要性を強く感じている。また耳鼻科領域は耳管で繋がっており、そこの機能が耳鳴りに関わる可能性があること、また風邪の時などにも影響が出ることから、耳、鼻、咽の反応点を改善させることが重要だと感じた。


反応点治療研究会
三田市 岸本鍼灸治療院 岸本直樹

| 岸本鍼灸治療院  岸本直樹 | 21:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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しつこい耳詰まり、耳鳴りが緩和した患者さん

年代 40代 男性

初診
突発性難聴で入院していたが症状に変化がないため来院した。中音域の音が聞こえづらい。耳詰まり、耳鳴りに苦しんでいた。難聴を発症した耳周囲には顕著に反応点が見られる。ノド、鼻にも慢性的な炎症症状があり、ほこりなどに過敏なようだ。その他、肝臓、小腸、大腸などの消化管にも反応点が認められた。

2~5回目
突発性難聴の症状は徐々に改善されていったが中音域の聞こえは依然悪い。しかし、こちらの話し掛けた声が徐々によく通るようになってきた。治療を受けた日の夜は症状が楽になることが多くなった。

10~15回目
カゼ気味の日が続き、耳の圧迫感、詰まり、耳鳴りにより、調子は下降気味。「耳がガサガサして一番のストレスだ」とのことだった。治療後に自宅でのセルフケアを薦めた。

最終回
本人がこまめに通院し、自宅でもしっかりとセルフケアをした結果、日常生活は問題なく過ごせるようになった。また本人が苦にしていた耳詰まり、耳鳴りは改善され、初診時に比べ耳周囲の反応が格段と良くなり、患者本人も気になる時間が減ったため、一旦終了となった。ただ病院での聴力検査値に大きな変化は見られていないことが気がかりである。

治療のポイントと反応点の状況
右耳、鼻、ノド、肝臓、小腸、大腸

治療の経過と感想
治療を重ねるにつれ、反応点改善に要する時間も短縮し、良好な期間が長くなっていった。ただし、過労やカゼなどによって、ノド・鼻などの粘膜の状態が悪化すると、一時的に耳の症状がぶり返すことから、持続的なケアが必要であることが分かる。治療者が指先で感知する反応点と、本人の不快感の場所が一致することから、症状のつらさや程度が共有でき、その都度的確なアドバイスが出来たと感じる。

反応点治療研究会
岐阜市 はり灸専門 サンリ治療院 舟橋寛延

| サンリ治療院  舟橋寛延 | 21:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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自分の声が響く・耳管開放症

症例30代、女性

初回
耳に詰まった感じがあり、自分の声が響く。耳鼻科では耳管開放症と診断され、漢方薬を服用したが、軽快していない。医師からは、マイナーな病気と言われ、適当な治療法も見当たらないと告げられた。自分の声がうっとうしいと感じることに、やりきれない思いが感じ取られた。その他、首・肩のコリも見られた。

2回目
4日後再び来院。前回治療後3日間は調子が良かった。1日に1回程度、耳管がパコッと開く感じがするものの以前ほど気にならないと言う。そこで、週2回ペースで通院加療を継続することにした。

6回目
数日前から以前の状態に逆戻りした。鍼灸でもダメなのか、と絶望感が襲っているようだ。喉の状態が良くないことに着目し、徹底した自宅ケアを勧めた。

最終
6回目以降は、比較的順調に回復。耳管の開放は起きていない。同時に首・肩コリや寝つきが改善されていった。家事をやる気になるなど明らかに生活の質が上がったことから、少しずつ治療ペースを減らし、経過を観察することにした。

治療のポイントと反応点の状況
初期は耳、鼻の反応点の治療に注力した。6回目以降は喉の反応点も重点的に治療するポイントとして追加した。

治療の経過と感じたこと(感想)
当初、治療に効果が現れていたにも関わらず、耳管開放の再発は、非常にショッキングな出来事であった。喉の炎症が頚部の筋肉に影響することから、初診時から訴えていた首・肩のコリにも注視すれば再発を防げたのではないかと反省している。
しかし、その後も適切な反応点に刺激を積み重ねることにより回復していったことが、鍼灸治療で乗り越えられるという自信と生活の質の向上につながったと思う。

反応点治療研究会 
松戸市  とさかはり灸院  佐藤 真之輔

| とさかはり灸院  佐藤真之輔 | 01:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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最後の望みをかけた耳鳴り治療

症例 30代 女性

初回
この10年間、両耳とも耳鳴りがひどい。もう治らないと諦めていたが、鍼灸で効果が見られることをHPで知り来院された。耳の反応点の状態はかなりひどく、頭痛も伴ってとてもつらそうな様子だった。下腹部の反応も強く全身のコンディションを調整する必要を伝えた。

2回目
2日後に来院。耳の反応点の状態は変化が見られない。その反応の回復の悪さや患者の表情は、長年のつらさを物語っているように思えた。自宅でもセルフケアをしてもらうように指導した。

5回目
自宅でセルフケアを行ってから頭痛が治まり、耳鳴りにも期待が持てると表情も明るくなってきた。耳鳴りに伴って起きていた肩こりも緩和され、耳鳴りが一瞬止まる時もあるようになった。

9回目
耳周辺の反応領域が小さくなってきた。耳鳴りの回数や音量は両耳とも小さくなってきているようだ。ただ、疲れると耳鳴りの音が大きくなること、また病院の検査では、聴力に少し左右差が見られたことを伝えてくれた。耳の治療と併せて、下腹部への治療にも刺激量を増やした結果、前回に見られていた足の湿疹が治まり、同時に生理痛も解消した。

7ヵ月後
耳鳴りはほとんど感じない。仕事が忙しい時に少し雑音がするがさほど気にならなくなったと喜んでいる。現在も月2回の治療を行っている。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、肺、肝臓、小腸、膀胱の反応点。背部の反応点。特に耳の反応点を注視した。

治療の経過と感じたこと
本症例は、耳の状態からかなりの治療期間が必要と思われた。多少の時間を要したが、耳の治療を徹底したことが、その反応点の回復と、症状の改善を導いたように思う。また全身のコンディションを改善したことで、患者さんが治療に前向きに取り組むようになったと考えている。

反応点治療研究会
神戸市 さくらはりきゅう院 清水基子

| さくらはりきゅう院  清水基子 | 21:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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治療後に起きたふらつき(耳鳴り)

症例80代、女性

初回  
もともと耳鳴り、頭のふらつきはあるものの、特に苦痛は感じていないようだ。全身の健康管理のため、定期的に治療を受けたいと申し出た。
       
2回目
1週間後に来院。この1週間、耳鳴りが無い日もあり、気分もいいとのことだった。耳周り、のど、胃、下腹部を中心に反応点に刺激を行った。独り暮らしなので健康に人一倍気を遣い、少しでも気になると近所の医者に診てもらっているようだ。

最終
半年間、週1回の治療を継続し、今後も続けていくと話していた。その日は疲れが溜まり、体がだるいと来院してきた。治療を終えて、ベッドから起き上がったときに、頭のふらつきを訴えた。その晩「まだ少し頭がふらつく」と電話があり、明日来院するように伝えたが、3ヶ月経った今も来院されていない。

治療のポイントと反応点の状況
耳、喉、胃、下腹部の反応点を治療した。最後に治療をした日は体調が悪く、疲労感も積み重なっていた様子だった。確かに反応点も全体に浅く広くあり、刺激を行っても反応点の回復がシャープではなかった。

治療の経過と感じたこと(感想)
来院して半年も経ち信頼関係もできていると過信していた。ベッドから起きた時の平衡感覚の負荷を患者さんは不安に感じたのだろう。体調が悪く、耳の状態も良くなかった事に注意がたりなかった。高齢の患者さんだったこともあり、心臓や肺の反応点をもっときちんとケアするべきだった。また患者さんが心配になり、電話してきた時の対応が不十分だったと反省している。

反応点治療研究会
大垣市 みどりはり・灸治療室 高田幸枝

| みどりはり・灸治療室  高田幸枝 | 12:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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人生お先真っ暗?突発性難聴

症例:40代 男性

初回
4日前に、左耳が突然聞こえなくなり、耳鼻科でもらった薬を飲んでいるが回復していない。このまま聞こえなくなるのでしょうか?と、不安いっぱいで来院された。

2回目
2日後に、「先生、助かりました。身体が楽になった」と安心した様子で来院。落ち着いたところで、自宅で家庭療法をおこなうように指導した。

3回目
5日後。病院の検査では、問題なしとの診断を受けてきた。少しキーンと音がするものの、ほとんど気にならない。すっかり安心された様子だった。

最終
その後週1回のペースで3ヶ月来院された。たまに耳なりはするが、家庭療法をきちんとおこなうとキーンという音はしなくなり生活には支障なくなった。救われたと、喜んでおられる。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、喉、肺、肝臓、心臓、膀胱の反応点に治療。

治療経過と感じたこと
初回の治療後、はっきりと音が聞こえことから内耳が発病に関わったとは考えにくい。おそらく、中耳や耳管の疾病が関わったのだろう。鍼灸治療が聴力の回復に即効的であったことが、患者さんの気持ちに安心感を与えたのだろう。また日をあけずに治療することが、疾病と患者の心に大きな影響をおよぼしたと感じた。また、家庭でのセルフケアは、治療効果を高めることを再確認した。 

反応点治療研究会
神戸市 さくらはりきゅう院 清水基子

| さくらはりきゅう院  清水基子 | 12:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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耳鳴を伴った突発性難聴(右耳)

症例  60代 女性

初回
スナックを経営。1日中スピーカーの音に悩まされている。難聴が出る前からめまいや耳鳴があった。疲れやすく胃吐き気なども感じており、栄養状態も悪そうだ。
難聴は、発症から4ヶ月経ており複数の医療機関で治療を受診し。ステロイド治療も経験している。聞こえづらいため人と話すのが億劫のようだが、病院からは様子を見るしかないと言われ、途方にくれていた。

2回目
初回の治療で耳鳴りの音が変わったという自覚はあったが、満足出来るほどではない。しかし治療後、症状に変化が見られたことが、患者の気持ちを前向きにさせ、積極的に治療を続けようと思わせたようだ。自宅療法の指導を行った。

3回目
耳鳴りの音が小さくなり、こもったような・こだまするような聞こえづらさが軽減して音の識別が出来るようになっている。

最終
治療後は聞こえづらさ・耳鳴り共にトーンが下がったと喜んでいた。更なる改善を目的に定期的な治療と日々の自宅療法を続けていく予定である。

治療のポイントと反応点の状況
耳、目、首、腹部の反応点。特に耳の反応点は広範囲に見られた。耳の反応を重点的に治療した。

治療の経過で感じたこと
短い治療期間でも患者の症状には変化が見られた。特に耳の反応点の変化を注意深く治療することが、患者さんのQOL(日常生活動作)の向上につながると思われた。


反応点治療研究会
神戸市 ゆるり治療院 呉本昭秀

| ゆるり治療院  呉本昭秀 | 12:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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突発性難聴と耳鳴り

症例 40代 男性

初回
両耳の難聴と耳鳴りで来院された。音は少し聞こえるが、内容が把握しにくいと言われる。人と会話するのにも支障をきたし、対人恐怖症の様になっていた。耳鼻咽喉科を受診し、MRIの検査を受けたが特に異常は認められなかった。原因不明と言われ、このまま症状が進行するのではないかと不安でたまらない様子だった。

3回目
治療後、耳、鼻、咽の反応の改善が見られ、本人もテレビのボリュームを大きくしなくても、内容が分かるようになった。また、耳鳴りの回数が減ってきたと治療の効果に驚かれていた。引き続き、家庭療法の継続を指導した。

6回目
日常生活に問題はなくなってきた。5回目の治療後、聴力検査を受け両耳とも聴力が少し回復していたと報告を受けた。人と話せるようになり耳鳴りもあまり気にならなくなったと、表情にも明るさが伺える様になった。

最終
2ヵ月間、週二回の治療をした結果、聴力の左右差が改善し、耳鳴りの回数も減った。症状は完全に回復した訳ではないが生活に支障がなくなったので治療を終了した。現在は月に2回程度、コンディショニングを目的に治療を継続している。

治療のポイントと反応点の状況
耳、咽、鼻、目、頭部~頚肩部の反応それに、肝臓、胃、腸の反応。頭部、頚肩部の筋肉の反応点を解消させた。

治療の経過と感じたこと
耳、頭部の反応の変化に連動するように、音の聞こえがよくなり、耳鳴りが治まっていった。耳鼻咽喉科領域の反応点を中心に、継続した治療を行ったことが、難聴と耳鳴りの改善をもたらしたと考えられる。

反応点治療研究会 松浦宏光

| 反応点治療研究会個人会員 | 12:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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何もせずに待つのは不安です(耳鳴り)

症例50代 男性 

初回 
6日前のこと。右耳に耳鳴りを感じ、ほとんど聞こえなくなってしまった。近くの耳鼻科を受診したが、別の病院を紹介された。次の病院の医師は、2週間後に来院するように指示されたが、2週間何も治療をせずに過ごす不安に襲われ来院された。

2回目
耳の反応点を優先し、鼻、喉も併せて治療した。前回、今回の治療で反応点の改善は見られるが、まだまだ安定せず、治療後もかすかに聞こえる程度であった。初回に指導した家庭でのセルフケアをきちんと行うように再徹底した。

4回目
来院時に「今日はかなり聞こえるようになっている。」と、表情にも明るさが見えた。

5回目
「普通に聞こえている感じです」と非常に喜ばれた。

最終
病院の予約日の前日に来院。治療後、「明日病院に行ってきます」と笑顔で元気に帰られた。

治療のポイントと反応点の状況
耳、鼻、咽、を重点的に治療。

治療の経過と感じたこと(感想)
突発性難聴の場合、できるだけ早い段階で中耳や内耳の環境を改善することが、患者さんの不安を取り除き回復へと導くと考えている。病院でステロイドを使用して炎症を抑えるのはそのためだろう。この患者さんには、2週間集中的に治療を行った。それに加えて懸命にセルフケアをされたことが、患者さんの気持ちを安心させ、非常に良い結果をもたらしたのだと感じている。

反応点治療研究会
三田市 岸本鍼灸治療院 岸本直樹

| 岸本鍼灸治療院  岸本直樹 | 12:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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